知能機械工学科

知能機械工学科とは

  •  知能機械工学科は社会の中で人と共に働き、人の役に立ち、人に優しい機械システムや生活支援機器を創造・設計するための能力や技術を身につけたロボティクス・メカトロニクス系の技術者・研究者を育成することを目的としています。
     ロボティクス・メカトロニクス技術は、特殊なロボットだけに使われている技術ではありません。身の回りの多くの製品にロボティクス・メカトロニクス技術は使われています。ロボティクス・メカトロニクス技術を簡単に説明すると、センサーによって現在 の状態を計測し、その状態に適した制御を行う技術です。現在の自動車、家電製品には、それぞれの製品をより安全に、より便利にするためにロボティクス・メカトロニクス技術が使われています。例えば、自動車では、エンジンにおける燃料噴射制御やアンチ ロックブレーキングシステム(ABS)に、炊飯器では色々な炊き方の制御に、エアコンでは人のいるところだけを冷やす省エネ運転に、ロボティクス・メカトロニクス技術が使われています。
     ロボットはアシモのようなヒト型ロボットだけがロボットではありません。各種製品を量産している工場では、多数の産業ロボットが活躍しています。
     つまり、ロボット・メカトロニクス技術を学ぶことにより、身の回りの多くの製品を設計し、創ることができる技術者になれるのです。

教育の特徴

知能機械工学科では、ロボティクス・メカトロニクス系技術者を育成するために、次のような特徴ある教育を行っています。

協働して機械を設計・製作(加工)・制御できる自律した技術者の育成

 実際にものづくりをしてみると、講義を聴いているだけでは分からないことがたくさんあることに気づきます。 協働して機械を設計・製作(加工)・制御できる自律した技術者になるためには早い段階で実際にものづくりをする経験が必要です。本学科ではロボット製作を通して実践的な ものづくり教育を各学年で行っています。さらに、ロボットコンテストで競い合うことにより、チームの仲間とコミュニケーションを取りながら協働して工夫する能力を身につけることができます。

ロボットものづくり体験演習 ロボット知能化演習 機械創造工学

機械工学を中心に電気・情報に精通した技術者の育成

  •  機械を実際に設計するには、「機械工学」だけでなく「電気(電子)工学」や「情報工学」などが必要です。本学科では、工学に関するこれら3分野を融合した 「ロボット・メカトロニクス技術」を学び、ハードウエア(機械・電気工学)とソフトウエア(情報工学)の両方が扱える技術者の育成を目指します。また、使う人の立場から人間中心設計(ユニバーサルデザイン、人間工学) についても学びます。

理工学の初心者にも対応した教育環境

  •  専門分野を学ぶうえで必要な数学・物理学・力学などの基礎科目は、習熟度に応じたクラス編成で講義を行います。高校で数学(微分・積分・行列)・物理学・力学などを 学んだことがなくても安心して初歩から学べるカリキュラムを整え、きめ細かな教育を行っています。

大学院進学を推進し、社会人として必要な素養の育成

  •  社会人として必要な素養を身に付けるために、学部では文章表現法・プレゼンテーション・インターンシップなどのキャリア形成科目や ものづくり科目を通して、発信力・コミュニケーション能力・協働する能力などの社会人基礎力を育成しています。また、大学院進学を推進し、専門性の高い講義や研究活動を通して、 論理的思考力・文章作成能力・プレゼンテーション能力・行動調査能力を身に付けるとともに、グローバル人材の育成を目指して海外で開催される国際学会でも積極的に研究成果を発表し、 社会人として困難な世の中を生きていく素養の育成に力を注いでいます。

学科長よりみなさまへ

     岡山理科大学・知能機械工学科のホームページへようこそ。本学科の教職員・大学院生、学部生を代表して心より歓迎いたします。
     現代は色々な機械に囲まれて便利な生活を送っています。生活を便利にしてくれる様々な機械には、ロボティクス・メカトロニクス技術が使われています。知能機械工学科はロボティクス・メカトロニクス技術を総合的に学び、一人で機械を設計できる技術者・研究者を育成する学科です。
     ロボットや機械システムを設計・製作するには、「機械工学」だけでなく「電気(電子)工学」や「情報工学」など、工学に関する大きな3分野の総合的な知識が必要です。知能機械工学科では、「機械工学」の基本科目と共に、「電気(電子)工学」やソフトウエアについて学ぶ「情報工学」についても学びます。さらに、人間中心設計について学ぶユニバーサルデザイン・福祉人間工学の専門科目があり、幅広い分野の科目を修得し、総合的にものづくりができる技術者を養成しています。
     ロボットや機械システムを創り上げていくためには、講義で幅広い知識を得ることが必要ですが、それだけでは不十分です。実際に作ってみる経験が必要です。知能機械工学科では、実際にロボットを製作する講義が各学年にあります。1年生春期の「ロボットものづくり体験演習」、2年生秋期の「ロボット知能化演習」、3年生春秋期の「機械創造工学」です。また、こうした講義をサポートするために学生証で24時間出入り可能な実習室も準備しています。これらの講義や卒業研究によって、自立した技術者を養成しています。
     また、レスキューロボットコンテストなどの学外のロボットコンテストにも積極的に参加していきますので、講義以外でも、ものづくりの経験を積むことができます。
     知能機械工学科の教員は若い教員が多く、情熱と活気があります。受験生の皆さん、知能機械工学科で学び、「ロボット・メカトロニクス技術を学んで、暮らしを支えるエンジニアになりましょう!」

                  知能機械工学科 令和3年度学科長 藤本 真作

    取得可能な資格

     取得可能な免許や資格としては、中学校教諭(技術)、高等学校教諭(工業)、博物館学芸員、福祉住環境コーディネーター、非破壊検査技術者、廃棄物処理施設技術管理者、技術士(機械・電気電子・情報工学)などがあります。

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